2008年12月17日

歴史まちづくり法

先週までモザンビーク出張でした。
現地は40℃近くあり、クーラーのない車の中で現場を走り回っていました。頭が溶けそうだったのですが。

気温差でいっそう、寒さがこたえます。
-20℃のところにいたのでしたら、0℃でも余裕であったかく感じますが。
40℃の南半球から来ると、10℃の隙間風のボロ家は寒くてかないません。

色々追われておりまして、2ヶ月近く更新がストップしてしまっていました。

嬉しいことも、ショックなこともありました。
また追々、触れていければと思います。


さて、国土交通省より、以下の法律が整備されました。

「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」
http://www.mlit.go.jp/crd/rekimachi/rekimati_low.html

平成20年法律第40号。11月4日に施行。

城や神社、仏閣、その周辺の町家や武家屋敷などの歴史的な建造物、そして、工芸品の製造・販売や祭礼行事など、地域固有の風情、情緒、たたずまい。

それらを「歴史的風致」とし、これが失われつつある状況を憂い、これを維持し、向上し、後世に継承するための、制度整備です。
国が本気で歴史的風致を保存する姿勢を打ち立てたのは、心強いです。

上のページでは、パンフレットがわかりやすいです。

「歴史的環境形成総合支援事業」として、「歴史的風致形成建造物について復元・修理などを支援」「ハードの整備や当該建造物に関連した伝統行事の開催などソフト事業について支援」とあります。

これまでの「古都保存法」や「文化財保護法」などでは対象外だった歴史的な街並みの保全を国が支援する仕組み。
これを地域活性のために使いたい自治体はとても多いのではないでしょうか。

現在のところ、金沢市が対象都市の認定第1号を目指して、国へ申請しているようです。

大鳥さんの生家もそうですが。偉人のもの、地域のものを残したいという気持ちは大きく、地域の皆様が頑張ってくださる。それはとても嬉しく頼もしいですが、やはり先立つもの、公的な支援体制が不可欠です。

これらの法整備が、そうした動きの追い風となることを、期待しています。

あと、「農村振興総合整備事業」として、「農業用排水施設」が入っていることが個人的に面白い。水は文化です。水をどう導くかで、日本人は古来より知恵を振り絞って、世界史にまれに見る生産高(米)を達成しました。そうした日本の固有のもので、自慢できるところが広まればいいなぁと思います。


とりあえず今日は存在表明だけ。
今年中はほとんど更新できないと思います。
年が変わったら、また戻ってきます。
見捨てないでやっていただけますと嬉しいです。
posted by 入潮 at 12:35| Comment(11) | TrackBack(0) | 幕末明治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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